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ブルターニュ産オマール海老
内子(コライユ)がったぷり詰まってプリっとしっかり身のしまったいい季節です。
コロナの流行から始まって戦争やいろんな要素が相まって
オマール海老の値段は高騰
その上さらに不安定な入荷状況が続いてます。
また地産地消とは言いますがこれに代わる食材は日本にはありません
ソースの仕上がりフランス料理の技術との相性の良さ
やはりこの食材は最高です。
オマール海老1/2尾をパイ包みをメインにしたコースに
オマール海老のビスクや
ほかの魚介類を織り交ぜた前菜
仏産オマール海老2022特別コース(16500円税サービス料込)を考えてみました。
例年通りの仏産オマール海老1尾食べていただくコースは
仏産オマール海老デギュスタシオンコース(33000円税サービス料込)
仏産オマール海老パイ包みの調理工程です。
仏産オマール海老デギュスタシオンの前菜です。
夏仕様でオマールブルーのパイ包み焼き完成しました。
うなぎとオマール海老100gあたりのたんぱく質の量はほとんど変わりません。
むしろオマール海老のが多いぐらいです。しかし
うなぎは圧倒的に脂質が多くカロリーが豊富だからパワーが出るんですね。
また炭の香ばしさ濃いいタレでその脂質を夏でも食べやすくしているわけで
日本人の知恵の蓄積素晴らしいです。
フランス料理も栄養素的にも味的にも工夫して
この暑い夏に食べても意味のあるものにしないと
と思い工夫してみました。
毎日さっぱりした料理ばかり食べて身体が弱ってきたところで
高カロリーのウナギを食べる。
こんな夏の過ごし方だけでなく
普段から夏でもフランス料理やいろんなパワーの出る料理を食べてこの異常に暑い夏を乗り切ってください。
オマールブルーパイ包み焼きをメインにしたコース
20000円
(税サービス料込22000円)
北海道産チェリバレー種鴨ロティ
現在ヨーロッパの鴨が鳥インフルエンザで輸入ができない状況が続いています。
もちろんフォアグラも輸入できません。
そんな状況ですがフォアグラは何キロか冷凍して必要な分保存してあります。
9月にはたぶん輸入が再開するだろうと言われています。
フランスの鴨は素晴らしいのですが
それまで国産の鴨と向き合って料理するいい機会だと思っています。
仏ロゼール産子羊 3種の調理
背肉のロティ バラ肉のムサカ 肩肉ブレゼ
戦争でいろいろと空輸の問題もありますが
鳥インフルエンザにイタリアで豚コレラ輸入食材は本当に不安定です。
子羊とフランスの豚は安心して使えそうです。
仏ビゴール豚ロティ
ピレネー山脈を挟んでスペイン側はイベリコ豚
フランス側はビゴール豚です。
北海道産チェリバレー種ピジョン ソースサルミ
フランス料理で是非とも味わっていただきたい料理のひとつです。
ソースサルミは鳥の骨から赤ワインで出汁を取り フォンドボーなどを加え
そこに鳥の内臓(肺、心臓、レバー、砂肝など)を入れて
ソースに濃度をつけていきます。
意外にさわやかな味に仕上がってます。
11000円、15000円
今うちのスタンダードのディナーコースはこのように2コースあります。
スペシャリテの仏産オマール海老を1尾食べるコースは1尾の値段に変動があるので
27000~35000円と料金が相場によって幅が出ます。
これにサービス料10%がプラスされた料金が料理のご予算とかんがえてください。
一番ご予約時に多い質問として
値段が高くなると料理の品数や量は多くなるのですか?と聞かれます。
量的なものや品数はほぼ同じです。
もしかしたら値段が高い方が品数が少ないときもあります。
使う素材の価格によっての値段の差が出るとお考え下さい。
コースの価格にあわせて素材を組み合わせて
コース全体をとおして満足していただけるよう考えています。
また何度かお越しいただくうちにお好みがわかってきたり。
アレルギーなど事前に情報いただければそれをふまえたコースに
仕上げていきます。