いろんな思い出がある食材です。
今日こんな素晴らしいトリュフ到着しました。
フランスに行く前
まだまだかけだしの若いころ日本のホテルで働いているときはトリュフが到着すると
スーシェフが大事そうに扱ってるのを触らせてもらえず、離れたところからどんな香りがするのか興味津々で眺めていました。
保存のためにまるごと瓶詰めしてお酒を入れて火を入れてました。
先輩が削って肉のソースに入れたりするのを離れたところから眺めていました。
日本にいたころはトリュフはほんと未知の食材でした。
そんな感じでホテルで4年ほど働きトリュフとは遠い憧れの食材のまま渡仏しました。
それがフランスで最初の店でいきなり南仏の春先だったのでサマートリュフだったと思うのですが
トリュフを触ったことのないこの日本人の私にドカンと渡してふんだんに触らせてくれるので
嬉しくて毎朝一番に厨房にいってました。
前菜ではふんだんに生でスライスしてサラダにしたり訳が分からずトリュフを触ってる自分に浸ってました。
その冬 パリではじめて冬トリュフと対面
ごろっと分厚く切った生トリュフと茹でたジャガイモと合わせて優しく温めてして香付けして
あら塩ふってたべるとか、
卵にふんわり生トリュフを削ってゆっくり火を入れてスクランブルエッグにしあげたり
とにかくトリュフって美味しいんだはじめて思いました。
こうなると手の届かない憧れの食材だったのがトリュフの虜になってしまいました。
だんだんフォアグラとトリュフはこんなに会うんだ
肉にはこうなんだ、ソースにはこんな感じでとトリュフの沼にはまりました。
こんな調子でトリュフの虜になったぼくはこの季節にになると
この気持ちをみなさんにわかってもらいたい。
と熱い気持ちがあるのですがなかなかトリュフが食べたいって方は少ないと思います。
みなさんトリュフにあこがれるのはやめましょう!
トリュフの虜になってください。
トリュフの虜を増やすためにお値打ちにがんばります!
Le menu TRUFFE 25000円税サ込
no truffe no life !