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2019-10-31 21:58:00
浅岡理事長と10/31市場最後の記念写真
柳橋中央市場 水産物協同組合
10月31日をもって解散です。水産ビルは売却
組合の方々はそれぞれの新たな業態やご商売をされます。
1997年にフランス修行を終えて地元名古屋に帰ってきました。
フランスは肉に関しては奥深い文化があることを学びましたが
フランスではなぜか日本人が魚料理を担当するパターンになりがちで
魚に関してはやはり日本人のが深く精通してるとフランスで感じました。
当時フランスでは目にしなかった活〆の魚の技術にふれてみたくて
柳橋中央市場の門をたたきました。
たまたま最後に組合の理事長された浅岡さんの番台で学ぶことになりました。
当時バブルは弾けたとはいえかなり景気が良く
たくさんの魚をさばくことができ また浅岡理事長と得意先の
鮨や天ぷらのお店に毎晩のように飲みに連れて行ってもらっては
いろいろ教えていただきました。
ある日たまたま水槽に売れ残ってしまった活すずきを
お得意さんの鮨屋に頼んでひきとってもらい
それをその晩 理事長と食べに伺いました。
そのとき繊細な活けの白身が水槽臭く感じました。
こんな経験はレストランやホテルの厨房にいてもなかなかできなかったといろいろ感謝しています。
2~3か月の魚屋体験のつもりでしたが
浅岡理事長は「四季を通して市場で魚にふれるのがお前の将来のためになる。」と言われました。
それを信じて1年を河岸で過ごすことが出来たのは今でも財産だと思ってます。